先日参加したロフトの文フェス・キックオフイベントで、とても興味深いサインペンを見つけました。
ゼブラのCLiCKART(クリッカート)という商品で、市販のサインペンとは一味も二味も違う特徴がとても面白かったのでご紹介したいと思います。
クリッカートが他のサインペンと違うところ
サインペンなのにノック式
キャップ開閉時に手が汚れない
サインペンはキャップがついているものが一般的です。
少なくとも私はキャップ式以外のサインペンは見たことがありません。
幼少期に使っていたサインペンはどれもペン先が乾き、すぐに書けなくなっていました。
このクリッカートはなんとノック式サインペンです。
本体上部をカチッとノックすると、サインペンの芯が飛び出てきます。
サインペンはキャップを外す際、勢い余って手にペン先が触れてしまい汚れることがあります。
その点、ノック式は片手で芯が出せるため汚れる心配がありません。
小さいお子さんが使用するときに心配なキャップの誤飲防止にもなりますし、カラフルなペンをたくさん使いたい学生さんは片手に次々と持ち替えて使用するのに重宝しそうですね。
ノック式でもペン先が乾燥しない
クリッカート本体の芯を収納している状態は、フタがされているようには見受けられませんでした。
実はここにゼブラさんの研究の大きなポイントがあります。
ゼブラさんの2018年のヒット商品のひとつに「ジャストフィット モジニライン」という蛍光マーカーがあります。
モジニラインの最大の特徴は『筆記後に上からマーキングしても筆記線がにじまない』こと。
クリッカートはモジニラインで使用されたインクが応用されたものなので、筆記線の上から重ねて書いてもにじまないのです。
さらにクリッカートには「モイストキープインク」という独自のインクを採用。
筆記環境の湿度によって、インクが含まれているチップが空気中の水分を吸収・蒸発して水分のコントロールをしています。
キャップがなくても乾かない、クリッカートの最大のポイントです。
色は全部で36色。
サインペンってだいたい12色、多くても24色が一般的だと思います。
しかしクリッカートはさらに上の36色。
落ち着いた色から明るい色、さらには淡い絶妙なニュアンスカラーまであります。
個人的にエメラルドブルーやミントグリーンといった青緑系の色が好きなので、そのカラーリングもラインナップに含まれているというのがとてもテンションが上がったポイントです。笑
実際にクリッカートで書いてみた
イベント内で試し書きをさせていただきました。
青色で書いた☆マークは発色がきれいです。
枠内を黄色で塗ってみました。
通常のサインペンだと青色の線はぼんやりとにじみ、黄色で塗った部分も汚くにごるところですが…
青色との境目がにじむことなく、きれいな色を保っています。
一方、ペン先は…
黄色のペン先のまま!
上からなぞった青色がペン先に付着していませんでした。これはすごい。
値段はなんと100円
一通り試し書きをして、クリッカートの持つ素晴らしさに驚くあまり「実はそこそこいいお値段するのでは…」と身構えていました。
しかし、ゼブラのご担当者さんに価格を聞いたところ、なんと本体価格1本100円という予想だにしない回答が。
「えっ、100円?本当にこの価格設定でいいんですか!?」と聞き返してしまいました。
1本100円ということは、全色そろえても3,600円。
これは買いですね…!
2019年3月22日(金)から全国の文具取扱店で発売中です。
私もさっそくゲットする気満々です(^^)
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