手帳ジプシーとバレットジャーナルの出会いの話

バレットジャーナル

む前回の手帳ジプシーの記事から、だいぶ更新期間が空いてしまいました。

かつて手帳ジプシーだった頃のお話はこちら。

今回は、手帳ジプシーだった私がバレットジャーナルに出会った時のお話です。

 

 

 

バレットジャーナルとの出会い

手帳ジプシーだった私がバレットジャーナルと出会ったのは、2016年秋です。
ちょうど翌年の手帳がお店に並び始めたころでしょうか。

例年であれば来年の手帳をどれにしようかと悩んでいたのですが、この年は手帳売り場に行ってもすぐに手帳を買うということはありませんでした。

この時、手元には10冊超の手帳がありました。
そしてどれも中途半端にしか使っていませんでした。

気に入って買った手帳なのにどれも満足に使えていないというジレンマも相まって、手帳熱が冷めていたのだと思います。

そんな時にネットサーフィンをしていて、たまたま目についたのがバレットジャーナルでした。

ライダー・キャロル氏の公式動画に衝撃を受けた

こちらは、2015年に公開された、バレットジャーナル考案者のライダー・キャロル氏による動画です。

何も書かれていないノートに1から手帳を作り出していく様子に衝撃を受けました。
しかもペン1本でできるシンプルさ!

How to Bullet Journal

当時は日本語字幕もなく、ほぼ映像の雰囲気だけで理解するという状態でした。

この動画は間違いなく、のちの私の手帳ライフを大きく変化させるものとなりました。

 

とはいえ、当時は

・国内でバレットジャーナルを実践している人
・ブログなどで情報を発信している人

が少なかったので、ユーザー事例や情報を集めるのに苦労した記憶があります。

 

そのため第一印象は
バレットジャーナル=「SNSで見かける海外発の手書き手帳術」
くらいのざっくりとした認識でした。

 

バレットジャーナルの使用例はブログから学んだ

数少ないバレットジャーナルの情報はブログから得ました。

参考にさせてもらったのが、むやたんさんとkeiraさんのブログ。
むやたんさんもkeiraさんも、毎月試行錯誤しながらバレットジャーナルのフォーマットを作成されていました。

お二人のバレットジャーナル関連の記事は全て読みましたし、当時は何度も読み返しました。
私にとってのバレットジャーナルのバイブルと言っても過言ではありません。

 

特に夢中になったのが、記事が更新されるたびに少しずつフォーマットが変わること。

・今月はどんなフォーマットを作っているんだろう?
・このコレクションページは私も使ってみたい!

と、記事を読んでいるうちに手帳構成の想像がどんどん膨らんでいき、一気にバレットジャーナルの魅力に引き込まれていきました。

お二人のブログに出会わなければ、バレットジャーナルを実践するまでに至らなかったでしょうし、今でも手帳ジプシーのままだったと思います。

導入前に考えたバレットジャーナルのメリット

バレットジャーナルについて知ってからすぐに新しいノートに実践したくなりつつも、2017年が始まるまでの3ヶ月間は準備期間としました。

その中で
バレットジャーナルを取り入れたら自分にどんなメリットがあるか?
ということについて考えてみました。

思い立ったらすぐに始められる気軽さ

バレットジャーナルは簡単にいうと「箇条書き手帳術」です。

手帳術なので、何に書くかは自由です。
使いかけの手帳でも良いしノートでも良い。
スマホのメモ帳でも実践は可能です。

今使っている手帳にも取り入れることができる、気軽に始められるところがポイントです。

複数の手帳を1冊で管理できる集約性

もともと10冊以上の手帳を使うことがストレスになりつつあった私にとって、様々な手帳のフォーマットを一つの手帳にまとめられるというのはかなり魅力的でした。

たくさんの手帳のいいとこ取りをするという夢のような話です。
言うなれば、手帳版お子さまランチのような。

 

1冊のノートに集約することで、情報が迷子になることも防げます。
情報集約のメリットについては『情報は1冊のノートにまとめなさい』にも書かれています。

書きたいときにすぐ書ける速記性

手帳を集約することによって「家置きの手帳は家でしか書けない」というストレスから解放されます。(これは手帳を複数冊使っている人ならではの悩みかもしれません…)

いつだってどこだって、書きたいことがあったらその場で記したいものです。

記入するページにも悩まずに済み、思考の整理もしやすくなります。

さらに持ち歩く手帳が1冊だけになることで必然的に荷物量が減ります。
長らく悩まされていた肩こりの軽減にも期待できそうです。

なんといっても「自分だけの手帳」という特別感

バレットジャーナルと既製の手帳の最大の違いは、合わないと思ったら別のフォーマットを試せるという点です。

この特徴に、大きな魅力を感じました。

自由度が高いぶん、フォーマットをどう作りこんでいくか悩みやすいところでもあります。
しかし、自分に合うフォーマットを確立していく柔軟性がバレットジャーナルの良さなので、最初からガチガチにフォーマットを作る必要はないと思います。

 

むしろ、使用しながらブラッシュアップしていくことで

・自分の「好き」が詰まった手帳が出来上がる
・手帳を買いなおさずに、1冊の手帳で生活の変化に対応できる

と考えるととてもワクワクしました。

「自分だけの手帳」という特別感もたまりません…!

 

形から入るタイプなので、さっそくインターネットでロイヒトトゥルムを購入。
今は廃盤となっている「トープ」という落ち着いた色をチョイスしました。

余談ですが、この頃のロイヒトトゥルムは しおり紐が1本だけです。

バレットジャーナルを始めるためのノートを用意し、実際に使うためのフォーマット作成に取りかかっていきました。

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