【HHKB】パームレストは不要?長時間タイピングするなら使用推奨です

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HHKBが大好き。手首が疲れること以外は。

私が愛用しているキーボード、HHKB。
HHKBに魅了され、早や2年以上が経とうとしています。

ハッピーハッキングキーボードの名の通り、
私のPC環境をハッピーにしてくれる打鍵感とタフさ
そしてカスタマイズによる機能性は、
タイピングをするほどに心を満たしてくれます。

きっとこの先もずっと使い続けていくであろう最高の相棒ですが
唯一の欠点と感じているのが、長時間使用による手首の疲労感

本体に高さ(厚み)があるため、
そのまま使うとどうしても
手首に角度をつけなければならず、
長時間使用していると徐々に手首の疲れを感じてきます

一年以上疲れをがまんしながら使っていましたが、
とうとう手首に疲れが残るようになってきました。

そこでパームレストを導入することに。

結論から言うと、
パームレストは買って正解でした!

プチストレスからも解放されて見ちがえるほど快適になったHHKBライフ。
長時間のタイピングで手首の疲れにお悩みの方の参考になれば幸いです。

パームレスト(リストレスト)とは?

本題に入る前に、パームレストについて簡単に説明します。

パームレスト(もしくはアームレスト)とは
一般的に『手首を置くための台』のことを指します。

キーボードやマウスを使うときに手首を軽く乗せることで手首にかかる負担を減らし、
腱鞘炎防止や疲労軽減の効果が期待できます。

家電量販店のキーボードやマウス売場に行くと、
低反発のスポンジやシリコンゲルのものが取り揃えてあることが多いです。

パームレストの素材に迷う

私自身はもともとパームレストを使わずにキーボードを使用していました。

HHKBを導入してからもパームレストは不要だと思っていましたが、
仕事や自宅でのPC使用時間が毎日10時間ほどになり
徐々に手首の疲労感が残るようになってしまいました。

このまま疲れが蓄積してくると日常生活にも支障をきたしそうだったため、
パームレストを使うことに。

ただ、素材を木製にするか低反発素材にするかでまた悩みはじめ…
いったん自宅にあるものをパームレストの代替品として使ってみました。

代替品①丸めたフェイスタオル(低反発素材の代わり)

ひとつめのお試し代用品として
自宅のフェイスタオルを使ってみました。

何も使わない時と比べると手首の位置が机より上になり
タイピングしやすくなったように感じます。

一方で柔らかい素材は手首にかかる力加減で高さが微妙に変化し、
安定したタイピングが難しかったです。

メリット:クッション製があって手首が痛くなりにくい
デメリット:加える力によって高さが変わってしまい、タイピングの安定性に欠ける

代替品②厚みのある書籍(木製素材の代わり)

もうひとつ試したのが、厚みのある本です。

先ほどのタオルで不安定だった高さは
本を使うと安定してタイピングができました。

しかし書籍のサイズはA5程度、両手を添えるには小さい。

メリット:ハードカバーの表紙は安定感があってタイピングしやすい
デメリット:横幅がキーボードと合わない

タイピングが安定し、なおかつ疲れにくいのは
やはり木製のパームレストだという結論に至りました。

 

そうと決まればPFUダイレクトショップでバード電子製のパームレストを買えばいいじゃん〜
と思って価格を見てみると、税抜4000円。

け、結構いい値段しますね…

その何倍もの値段のHHKBは割とすぐに買ったのに、
なぜか周辺アクセサリの購入は慎重になってしまう。。。(あるある?)

そんなことを考えていたタイミングで
楽天市場でもう少し手が出しやすい、3000円以下のパームレストを発見しました。

しかもちょうどいいことに楽天スーパーセールで半額になっているではありませんか。
よし、ポチろう。

購入したパームレストについて

というわけでずいぶん長い前置きとなりました。
改めて、こちらが今回購入したパームレストです。

Enich agentの木製パームレスト。
素材はウォルナットの無垢材です。

落ち着いた色合いのナチュラルウッドカラーが
いい具合にデスクとなじんでいます。

背面にはEnich agentのロゴが掘り出してあってカッコいいです。

いくつかサイズ展開がされているなかで
Sサイズ(300mm)を購入しました。

HHKBの本体サイズと比較すると、ほぼ同サイズ。
厳密にはHHKBよりわずかに大きいです。

手首をハの字の形で添えると
少し横幅が広いくらいがちょうど良いです。

 

高さ調整は、同梱されているゴム製の滑り止めを使います。
滑り止めの背面がシール素材になっており、
パームレスト本体にシールを貼り付けて滑り止めを固定します。

背面の滑り止めは、2mmと4mmの2種類。
本体へ貼り付ける前に高さを試してから貼りました。

私が選んだ厚さは4mm。
横から見るとこんな感じ。

HHKB本体の高さより
手首の高さがほんの少しだけ高くなるようにしました。

なお、2mmの滑り止めの場合は少し低くなります。

滑り止めを貼らなくても使用できますが、
手首をしっかりとつけた状態でタイピングすると
パームレストが動いてしまうような気がしました。

パームレストを使ってみて実感したメリット

パームレストを使って1ヶ月ほど経ちましたので、使ってみての感想です。

メリット1:手首が疲れにくくなった

やはり何と言っても、手首の疲労度が格段に改善されました

硬いウォルナットはしっかりと手首を置いても安定しており、
自分のベストポジションでタイピングできます。

しかも絶妙な傾斜がついていて、手首〜親指の付け根部分がぴったり傾斜に合うんですね。
この傾斜のおかげでタイピング時の手の位置が毎回ピタッと決まります。
(この傾斜はダブルテーパー形状というそうです)

メリット2:指が疲れにくくなった

手首の疲労軽減とともに指の疲れもかなり軽減されました

手のサイズが16cmの私は、指も短い…

パームレストを使いはじめてから気づいたのですが、
どうやらパームレスト導入前は
指の短さゆえに無意識的に指をピーンと伸ばしてタイピングしていたみたいです。

高さのある滑り止めを使うとキーボード全体に指が届くようになり、
上段のキーも快適にタイピングできるようになりました。

常に伸びきっている指の状態が改善されたおかげで、
手首だけでなく指の疲れもかなり軽減されたように感じます。

メリット3:タイピングミスが減った

疲労の軽減以上に嬉しかったのが、タイピングミスが減ったことです。

パームレストを使うと上段のキーにも指が届きやすくなり、
以前のように手がつりそうな思いをせずともタイピングできるようになりました。

私自身がキーの真上からしっかりと指でタイピングするタイプのため、
さらにパームレストの効果を実感できているのかもしれません。

 

パームレストの有無で違いがあるのかを寿司打で試したところ、
タイピングスピードには大きな変化はありませんでした。

▼パームレストなし

▼パームレストあり

 

ミスタイプの回数が18回→9回に減ったことで
総合的にタイピングスピードが速くなったとも捉えられるかなと思います。

余談ですが、パームレストなしで寿司打をプレイしていると
手首が痛くなって途中で辞めたくなりました。

もうすっかりパームレストなしではダメな身体になってしまったようです。笑

おまけ:木の質感を楽しめる

本物のウォルナットの木から作られているので
当然ではあるけれども、木の香りがします。

ヒノキのようにしっかり香る…という訳ではありませんが、
本体に鼻を近づけると自然の香りに癒されます。

一本の木から切り出していることもあり、
なめらかなウォルナットの質感も触れるたびに温かみを感じられます。

これから長く使って育てていくと考えると
それもまた楽しみの一つになりそう。

タイピングで手首が疲れる人はパームレストを試して欲しい

「パームレストなくてもいいじゃん」と思っていましたが、
今なら声を大にして「パームレストあったほうがいいよ!」とオススメします。

タイミング良く楽天スーパーセールのタイムセールで、
定価の半額で購入することができました。

90日間の保証があるのも嬉しいポイント。
返品交換にも応じてくれるとのことです。

少しでもお得に購入したいという方は
こまめに楽天をチェックするのがいいかもしれません。

木製パームレストはこんな人にオススメ!

・長時間タイピングする人
・タイピング中に手首が疲れる人
・手が小さくてキーボード上段や隅のキーに指が届きづらい人

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